金利は常に一定ではありません。高金利通貨といえども、景気動向によっては利下げの可能性があります。たとえば、通貨の中で相場が比較的安定している米ドルも2007年には政策金利が5.25%でした。しかし、2008年6月現在、2.00%まで下落しています。4.75%あった金利差が1.50%まで縮んだのです。
また、日本の超低金利政策が15年後や20年後も続いている保証はありません。
仮に、日本の政策金利が2.50%まで上昇したら、どうします?
レバレッジを高めてポジションを保有しますか?
つまり、高金利通貨を保有するだけで毎年目標に掲げる利益を上げ続けるのは容易ではないのです。為替差益を狙ったトレード方法を理解していなければ、いずれ、右往左往する日が来るかもしれません。
スワップ狙いのFXを完全に否定するワケではありませんが、あくまでもスワップ狙いで安定した利益を追求するなら、万一、為替レートが下落した場合に備えて、相関係数の低い通貨ペアを保有することです。相関係数が低い通貨ペアとは、一方の為替レートが下落した場合でも、もう一方は下落しないか上昇する可能性が高い通貨ペアということです。こうすることで、為替変動による損失を吸収し、確実にスワップが残るため、為替リスクが低減します。
レバレッジも3倍〜5倍くらいにまで高めても為替変動による損失を吸収しているので、口座内のお金も大きく減ることはなくなります。結果として、目標とする年間の利益をスワップで得ることも可能となります。
ただし、この場合、どこで何の通貨ペアを買うかをファンダメンタルやテクニカル的に考える必要があります。
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