豪ドル円とテクニカル分析

資源国で高金利通貨として人気

 資源国でもあるオーストラリアは経済的にも好調さを維持している国。近年、中国が急成長していますが、これによりオーストラリアの資源の輸出量は増加。また、日本をはじめ、牛肉や農産物の輸出も多く、安定的な経済成長を続けています。
 高金利通貨で安定性もあることから、スワップ金利を狙ったFX投資家に人気。政策金利の高いニュージーランドの方が、FXではスワップ金利を多く受取れますが、通貨の流通量や国の財政状況を見た場合、オーストラリアドルに軍配が上がります。
 FXをはじめてやるなら、豪ドルでレバレッジを低くして購入することをおすすめします。

【参考資料】 過去5年間の豪ドル・円の為替チャート
  ※図をクリックすると拡大します


※上図はセントラル短資FXから引用

テクニカル解析でみる豪ドル/円

 参考として豪ドル/円(AUD/JPY)をテクニカル分析で見てみましょう。

※上図は外為どっとコムのチャートの一部を切り抜いたものです。

 72円前半まで下落した豪ドル/円ですが、5月に続いてここがサポートラインとなり転換、上昇トレンドへとなりました。ユーロ圏の信用不安と米国景気の回復鈍化懸念からどんどん上昇するムードはないものの底堅さを感じる通貨ペアです。ただ、75日移動平均線は下向きで中期的に上昇に転じたわけではなく、1つ目の戦略としては80円付近で一旦戻り売り狙い、これをしっかり超えるようなら、損切りした上で買い、83円後半で利益確定。
 逆に下落するようなら再度72.0〜72.50円付近で買い、71.80円を割ってくるようなら損切りして様子見といったところでしょうか?
 要は、中期的な方向感がハッキリしないということで72〜80円のレンジ相場を中心に考えるというものです。現在のレートはレンジ相場の高値圏に位置しているため、まずは戻り売り狙いの機会を待ちたいところです。【7月11日】

 為替差益を積極的に狙うならスプレッドの狭いFX会社を選ぶのが最善ですが、スワップ金利も高いなら言うことなしだと思いませんか?
 確かにスワップはオマケのような存在ですが、デイトレ主体のトレードではない限り、スワップ金利が高い会社を選択して損など無いのです。

 ここで紹介するDMM.com証券の【DMM FX】はH21年9月調査時点で業界No.1のスワップ、スプレッドはドル円で0〜0.6pips、ユーロ円で0.6〜1.1pips、ポンド円で1.2〜1.7pipsと驚愕の狭さを誇ります。完全信託保全も導入し、資産の預け入れ先としても安心!

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