米ドル円とテクニカル分析

世界の基軸通貨で流動量が多い

 米ドルは、世界の貿易決済や金融取引に大きな割合を占める基軸通貨。他の通貨に比べ、価値が安定しています。ただ、2007年夏以降、サブプライムローン問題を機に、巨額のサブプライム関連証券化商品を保有する欧米金融機関の信用不安から、世界的な株価下落がしばしば発生し金融市場に混乱を招いています。アメリカ経済の減速が危惧されはじめ、市場は米国の経済指標に非常に神経質になっており、経済指標の結果がマイナスだとドル安円高を加速させる大きな要因に。
 FXをやるにあたり、アメリカ経済の行方が一つの大きな鍵を握っており、経済指標発表やアメリカ財務長官、FRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言には特に注目しなくてはなりません。

【参考資料】 過去5年間の米ドル・円の為替チャート
  ※図をクリックすると拡大します


※上図はセントラル短資FXから引用

テクニカル解析でみる米ドル/円

 参考として米ドル/円(USD/JPY)をテクニカル分析で見てみましょう。ここでは、移動平均線、スローストキャスティクス、MACDを参考として取り上げます。

※上図はセントラル短資FX FXハイパーのハイパーチャートに一部加筆したものです

   8月15日につけた110円台半ばから大きく下落を続けているドル円。他通貨に対してはドル高ですが、リーマンブラザーズの破綻を発端とした世界的な金融危機の中、円全面高となり、ドルも円に対して弱含む展開になりました。10月10日の段階では1ドル=98〜100円程度で推移しています。他の通貨に比べればまだまだ値を崩していないと言えるでしょう。トレンド的には下降トレンドですが、どこまで下がるかは微妙ですし、反対に何らかの拍子で103〜105円くらいに上昇する可能性もあると思います。今年3月のベアスターンズのときでも終値で97円を割っていませんので、そこを割ることができるかどうかがポイントじゃないでしょうか?また、仮に90円まで下落するようなことがあれば日銀の介入が入る気がしますので、要注意です。為替レートを見ながら売り場探しが無難ですが、25日移動平均線と比べても乖離が非常に大きくなっていますので安易に売ることはおすすめできません。調整が入ったなら戻り売りを狙うのがベストですが、個人的には様子見の通貨ペアです。
 また、ユーロドル、ポンドドル、ドルスイスはドルの押し目買いがおすすめですので、極端にドル安になるようなことがあれば、ポジションを持ちたいところです。【10月12日】

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 今回の金融危機は100年に1度とも言われる深刻な事態です。マーケットは崩壊しており、この状況ではテクニカル分析の信頼性・精度は大きく落ちます。そこで、最低でも過去に米ドルがどれだけ円に対して下落したことがあるのか?を知っておく必要があると思います。セントラル短資のハイパーFXなら、ドル/円の過去18年の為替データをチャートで確認できます。入金しなくてもチャートを利用できます。過去の為替データから、どこまで下落する余地があるのか参考となりますので、ぜひ、確認してみてください。


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