ポンド円とテクニカル分析

FX初心者はポンドに手を出すべからず

 第二次世界大戦前までは基軸通貨だったポンド。戦後は米ドルが基軸通貨の中心となり、現在ではユーロもその座へと浮上しつつあります。
 こう書くと英ポンドが影を潜めたようにも見えますが、イギリスの首都ロンドンには世界をまたにかける企業が多数集まっており、今でもヨーロッパにおけるビジネスの重要な拠点であるといえます。基軸通貨の座は譲りましたが、ロンドン市場は世界一の通貨取扱高を誇ります。このため、FXでは為替相場の動向を予測する上で、ロンドン市場の動きは軽視できません。
 英ポンドは、非常に値動きが荒い通貨で、1日に対円で3円以上動くことは珍しくありません。ときには1日に5円以上上昇、下落することもあります。このため、デイトレードに適しています。長期的にみても大きな変動をしています。スワップ金利で稼ぐことも狙える通貨ですが、上昇トレンドにうまく乗らないと、大きな差損を伴う危険があるので、注意が必要です。
 どちらかというと、英ポンドは為替差益を狙った投資家が多い通貨で、値動きが荒いために、大きな利益を上げることができる一方、大きな差損を被る恐れもありますので、FX初心者は手を出さないほうが賢明でしょう。

【参考資料】 過去5年間のポンド・円の為替チャート
  ※図をクリックすると拡大します


※上図はセントラル短資FXから引用

テクニカル解析でみる英ポンド/円

 参考として英ポンド/円(GBP/JPY)をテクニカル分析で見てみましょう。

※上図はセントラル短資FX FXハイパーのハイパーチャートに一部加筆したものです

 ポンド円も他通貨同様、円に対して急落しています。見てのとおり下降トレンドの中にありますが、あまりにもボラティリティが高まっているので個人的には様子見です。他の通貨ペアでも充分大きな利益を上げられるほどマーケットは混乱していますので。
 ポンド円は売りから入る方が多いでしょうが、調整が入るのをしっかり待つことと、証拠金には充分な余裕を持たせることを忘れないでください。【10月12日】

 今回の金融危機は100年に1度とも言われる深刻な事態です。マーケットは崩壊しており、この状況ではテクニカル分析の信頼性・精度は大きく落ちます。そこで、最低でも過去に英ポンドがどれだけ円やドルに対して下落したことがあるのか?を知っておく必要があると思います。セントラル短資のハイパーFXなら、ポンド/円、ポンドドルともに過去15年の為替データをチャートで確認できます。ちなみにドル円は18年分のデータを見ることができます。過去の為替データから、どこまで下落する余地があるのか参考となりますので、ぜひ、確認してみてください。


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